🍼 「育児はママのほうが得意だから」そう思ってた自分が恥ずかしい
育児は、正直ママのほうが得意だと思ってた。
僕は仕事で朝から深夜まで家にいなかったし、育児は「お願い」その代わり仕事は頑張る!と思ってた…。
その後に、やっと仕事が少し落ち着いたとき、
疲れ切った妻の顔を見て、はじめて気づいたんです。
「妻も、限界だったんだな」って。
そして、その数日後に直面したのが“夜泣き”でした。
🛌 夜泣きに付き合った初日。泣きたいのはこっちだった
子どもがギャン泣きして、どうしていいかわからなかった。
抱っこしても、あやしても、歩き回っても、全然泣き止まない。

えっ…これはいつまで続くの?
どうすれば泣き止むの…。
ママはそれを、毎日ひとりでやってた。
僕が疲れて寝ていた間に、泣く子と、孤独と、向き合ってた。
その現実に、ただただ情けなくて、悔しくて。
「もう逃げない」と思った。
🔁 「もう一人で頑張らなくていい」——そう思ってもらいたかった
妻が限界にきていたことに気づいてから、
僕は、「自分が全部やってみよう」と決めました。
夜泣きが続く1ヶ月、抱っこして、泣き止まない子を揺らして、
真夜中に家の中をウロウロして。
でも——

僕も眠れず、朝が来るのが怖くなった。
妻が毎日これをやってたのかって思ったら、涙が出た。
正直、このままじゃ僕も潰れてしまう。
だからこそ考えたんです。
妻のように頑張りすぎないために、でも「ちゃんと関わる」ためにはどうすればいいのか?
✅ 3日で変われたのは、根拠のある“夜泣き対策”を実践したから
そこで、ただの自己流ではなく、実際に効果があるとされている方法を徹底的に調べ、3つの対策に絞って試すことにしました。
🔬【根拠①】就寝ルーティンを毎日同じ順番で固定する
夜泣きを減らすには、赤ちゃんが「これから寝るんだ」と予測できる状況をつくることが有効です。
僕がやったのは、以下の順番を毎晩同じにすること。
- オルゴールを流す(ディズニーの眠れる音楽)
- 揺れ方を一定にする(抱っこリズムを毎回同じ)
- 「大丈夫だよ、ここにいるよ」と決まった声かけ
これだけで、子どもの落ち着きが明らかに変わり始めました。
✅【参考】国際小児睡眠研究センターによれば、就寝ルーティンの一貫性は赤ちゃんの不安を減らし、入眠までの時間を短縮させると報告されています。
🔬【根拠②】睡眠環境の最適化:静かで安心できる空間をつくる
僕が環境づくりで意識したのは以下の3つ。
- 室温は約20〜22℃にキープ(寝具も見直し)
- 部屋は完全に暗く(夜間ライトをオフに)
- ホワイトノイズマシンを導入(扇風機の音でもOK)
特にホワイトノイズは、赤ちゃんにとって「お腹の中と似た音」で安心感があり、途中覚醒が減った実感がありました。
✅【参考】米国睡眠医学会によると、ホワイトノイズの使用は乳児の睡眠改善に一定の効果があるとされています。
🔬【根拠③】“一人で抱え込まない”ことが一番の対策だった
育児で最も危険なのは、「ママも僕も、誰にも頼らずに頑張り続けること」でした。
だから僕はこう変えました:
- 妻と「夜の担当時間」を分けた(例:1〜3時は僕、それ以降は妻)
- 「眠れた?」ではなく「今日は僕がやるね」と先に動く
- 無言で我慢させないように、目・声・仕草に敏感になった

育児って、“一緒に戦ってる”って感覚があるだけで、気持ちが全然違う。
✅【参考】親のストレスが軽減されることで赤ちゃんの睡眠も安定するという研究も多数あります(例:Harvard Center on the Developing Child)
💡 まとめ|ママの大変さに“本当の意味で気づく”ことが、パパの第一歩だった
僕は、仕事を頑張っているつもりでした。
「養ってるんだから、育児は任せてもいいだろう」——
正直、どこかでそんなふうに思っていました。
でも、夜泣きを経験して、すべてが変わりました。
- 寝かしつけても泣き止まない恐怖
- 眠れないまま朝がくる絶望感
- 「頑張ってるのに…」と感じる孤独

僕がたった数日で感じた“しんどさ”を、
妻は何ヶ月も、毎日ずっとひとりで背負ってた。
本当の協力って、「やったつもり」じゃ足りない。
“ママがやってることを、僕もやってみる”ことで、ようやく対等に話せる気がしました。
👣 プレパパ・働くパパに伝えたい
もし今、まだ育児に自信がなくてもいい。
でも、どうか「ママの負担を自分ごととして考えてみて」ください。
- 「今日寝れてる?」って聞く代わりに、代わってみてください
- 「オレ何したらいい?」じゃなくて、まず動いてみてください
- そして、失敗しても大丈夫。ちゃんと、関われてます

僕もまだまだ未熟だけど、「ママと一緒に育ててる」って、胸を張れるようになりました。
この記事が、少しでも“最初の気づき”になれたらうれしいです。
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